人生の話

現在45歳、今年の11月で46歳になる。
ラッキーにも父が起業した会社の代表をしており、安定の生活を送らせてもらっている。ただ経済的な事だけを見ればラッキー、ただ自身が求めるライフスタイルなのかは永遠のテーマだ。

33歳で娘が誕生してから一気にザ･人生が始まった、高校を卒業してからカナダ/アメリカに留学8年後の26歳で帰国。父の会社の業績も安定していた事もあり将来的には私に会社を継いでもらいたいと国内の同業種の上場企業に就職し約5年後に今の会社に転職した。

それまでは良くも悪くもそれまでの同級生とは違った人生を送っており、人生観も全く違う所にいた。8年間も経済的にお世話になった父を無視はできないと帰国はしたが帰国してからは半分は父の望む人生を送った。

収入的には元居た上場企業でも達成できなかったところまで来た、だが本当に幸せなのかは不明だ。年収が高くなるとそれなりの生活を送るようになるとは本当の様だ。
そのうち美味しかったご褒美のような食事が中の上になり、中になり。満足しなくなる。子供の同級生家族の生活を横目に意地とプライド、やがて喜びが嫌味になり誰ともシェアできなくなる。羨みが妬みになり友達の層が変化して行く。

75で亡くなった父を想い、人生が75年で終わるなら残りの30年をどう過ごすか、良く考える必要があるようだ。