投資と浪費ブログ

20年の米株の急騰を見て見ぬふりができない45歳。愛車のGLE350dも車検を終えボチボチメンテが必要、維持費を考える。

なぜ父の会社に入社を決めたのか

私は現在47歳、今年48歳の寅年です。
アメリカから帰国後、商社に約5年勤めその後父の会社に
父からすれば想定通りだったのかも知れませんが、私には想定外でした。

ただ商社勤めは性に合わず、精神的には苦しんでいたように思います。
たかが8年のアメリカ生活の影響なのか、自分の性格の問題なのか・・・
父の会社に勤め始めた頃にも色々と考えさせられる局面はありました。

なぜ父の会社へ行くことを決めたのかと言われると理由は単純でした。
お金です、父の会社へ行き社長になればサラリーマンでは達成するのが困難な報酬を得ることができると思ったから。なんとも自分らしいというか、情けないというか。でも理由はそうだったのです。

でもいつの頃からか会社に対する自分の気持ちが変わってきました。一番は会社の基盤を盤石な物にしていきたいという思いでした。父の会社に対する愛を見て感じて、そしてイマイチ自分の作り上げた会社に自信を持てないように見えた父に素晴らしい会社ではないですか!と言ってあげたかったという気持ちです。

入社から5年で会社の役員となり自分はより一層会社の輸出部門を推し進めるポジションにつきました。小さな会社ではありますが、業界では一目置かれる存在になりつつあったのです。もちろんそれは自分自身の力だけではありません。父を創業の頃から支えてくれて来た取引先、そしてやはり一番は父の会社に対する愛です。

今期で34期を迎える弊社、社長になって7期目。今は亡き父を想い人生と向き合う事とします。