投資と浪費ブログ

20年の米株の急騰を見て見ぬふりができない45歳。愛車のGLE350dも車検を終えボチボチメンテが必要、維持費を考える。

父とのライン

20年5月7日に父が膵臓癌で亡くなった。19年12月17日、ちょうど主要取引先の社長の命日だ。会社の忘年会があり昼過ぎに病院に行ったきり中々帰ってこない。
不整脈の定期健診であったはずなのに。

大分遅れて父が会食の場に合流、そしてその場はそれで終わった。

次の日、取引先専務のお母さまが亡くなったとの事で北海道へ。行きの羽田行きの京急で昨日の検診で膵臓に影があり肝臓にも転移しているようだと言われたと。皆がいる電車の中で大きなリアクションは取れなかったがショックだった、間違いであって欲しいと願った。そして不安だった、大好きな父を失ってしまうそう思うと恐ろしかった。

北海道から戻り確定診断の為に再度病院へ造影CTを撮るとの事、悪夢の様な瞬間。12月24日 11:59のラインでダメだと一言。そして45歳の自分が大泣きしながら父のいる病院に向かった。

検査が終わった父は少し投げやりに気楽に行こうよと言った、何も気楽になれる要素などない。心配性で小心者の父がどんな恐ろしい気持ちでいたか想像もつかない。

そして僕らがどれだけ父を失いたくないと思っていたか、父はきっと知っていたはずだ。

父をたまに思い出す、そして涙が出そうになる。今日はそんな日になった。